世界報道写真展+イタリア的恋愛マニュアル

世界報道写真展に行ってまいりました。
イラク戦争、イスラエル軍によるレバノン空襲、ユダヤ人の住居を強制撤去する警察と抵抗する住人、カナリア諸島のアフリカからの難民、その難民を助けるバカンス客、トルクメニスタンの大統領の独裁、シカゴやローマの住宅問題、メキシコの反政府組織の現状、日本のサラリーマンの憂鬱、死んだ子供を大勢のカメラマンに向かってかかえ上げ、写真を撮らせている作品によるメディア批判などなど、衝撃的な写真が多く、圧倒されました。そして、自分がいかに世界を知らないかということを知りました。
文字で読むと遠く感じられることでも、一枚の写真を見るだけで、身近に感じられる。現実がダイレクトに目に飛び込んでくる。写真は本当にすごい力を持っていると思います。真実しか撮らず、そこにある物語をも語る力がある。
一番印象的だったのが、イラク帰還兵の花婿と花嫁の結婚式の写真。イラクで自爆テロにあったその花婿は、頭蓋骨が砕け、皮膚は火傷で重症、そのため耳もない、目もほとんどないに等しく、失明。見るも無残な姿です。それでも誇らしげに制服を着て立っている。昔とはかけ離れた姿になった彼に、婚約者は入院中ずっと付き添っていたそうです。
二人の愛の強さと同時に、世の中の理不尽さに対する失望もにじみ出ている、そんな写真でした。
また、アルゼンチンで銃で撃たれ亡くなった女性の写真の説明で、アルゼンチンでは、2006年前半、1日2人の割合で女性が殺されていたということに驚きました。女性の事件を別にカウントするようになってから、2000件のうち、14件しか捕まっていないのが現状だそうです。

他にも、スポーツでは、ドログバ、プジョル、ネドベド、ベッカムのドアップ写真(何この人選?)、ジダンがマテに頭突きくらわしてから退場するまでの一連の写真、我らがクラウチさんのCLグループステージガラタサライ戦のアクロバティックシュート(美しい写真でした。笑)など、楽しい写真がいっぱい。
でも、横にある説明が、「トップスタージダンが・・・」とか「マテラッツィは個人的な侮辱をしたと言われている」とかで、ちこっとイラっと。
それよりびっくりだったのが、クラウチさんのアクロバティックシュートの写真の説明で、
「リバプールははじめてノックアウトステージにすすんだ」
とかなんとか書いてあたんですけど、どういう意味でしょう?いや、英語で見たら、First knockout stageだったので、ノックアウトステージ一回戦ってことでしょ?まったく、一応優勝したこともあるんだから!
動物の写真は、ペンギンがものすごく可愛かったです。そして、氷の青さにびっくり!カナダで実際に見て氷河が青いことは知ってましたが、写真の氷山は真っ青なんです!こんなに青いのは珍しいそうです。普通のより硬いらしい。
そのかわいいペンギンの横にはヒョウアザラシがペンギンを引きちぎってる写真が・・(ひぃ)カメラマンにペンギンをプレゼントしたけど、何日も受け取ってもらえなくて動揺してたとか・・・。すごく迫力のある写真でした。
58歳以上(だっけな?)のミスシニアの大会の写真も面白かったし、クリント・イーストウッドの写真が、渋くてすごく素敵でした。

その後、ずっと見たかった『イタリア的恋愛マニュアル』を観に銀座へ。公式サイトはこちら
笑った~♪
4つのエピソードからなるオムニバス映画ですが、最初と最後のエピソードが好きでした。
最初のエピソードは『めぐり逢って』
仕事も彼女もないトンマーゾ。一目ぼれしちゃった女の子をくどいてくどいてくどきまくる・・・笑 ただのストーカーじゃんと言われればそれまでですが(日本じゃそうなるよな)、それを演じてるのがシルヴィオ・ムッチーノだから可愛いんですよねぇ。かっこよかぁないけど、たれ目で、たよりなさそうで、最高!姪っ子と遊んでるとこなんて、最高にかわいかった!彼女はそれ見て惚れちゃったようなもんだし。笑


シルヴィオのお兄ちゃんは、ガブリエーレ・ムッチーノ。ウィル・スミスの『幸せのちから』の監督です。
トンマーゾのルームメイトで、いやって言ってんのに「ぐらっつぃえ、ダンテ。好きだよ~」でトンマーゾの思い通りにされちゃって、カメラに向かってぶつぶつ文句言ってるダンテくんがいい味出してました。顔はランビエールをかっこ悪くした感じ(笑)

次に、『すれ違って』(倦怠)、『よそ見して』(浮気)のエピソードがそれぞれ違うカップルで描かれ、最後は『棄てられて』・・・妻に逃げられた小児科医。ある日、書店でベストセラーの『恋愛マニュアル』を手に取って実践しようとするが・・・
最高におかしかったです。あのおっさん。それでいて時々泣ける。
恋愛マニュアルを売ったのは、最初エピソードのトンマーゾ。
最後の(一応反転→)トンマーゾの姉といい感じになる希望が持てるエンディングもよかった。


それにしても・・・・イタリア人はよくしゃべる。


↑監督と。右は、エピソード2の倦怠期夫婦。妻がブライス・ダナー、夫がアル・パチーノに似てた。

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